HARERUYA
2026/10/29
コラム/インタビュー

Leader’s Pick Up ~小林雅之~

2026年10月現在、晴れる屋は全国に50店舗以上を展開しています。

小林雅之 (こばやし まさゆき)さんはマジック:ザ・ギャザリング専門店 晴れる屋名古屋店店長、中部エリアのエリアマネージャーとして活躍。その後、ハレツーの旗艦店でもあるハレツー秋葉原タワー店店長に大抜擢されました。

約20年にわたりリユース業界に勤め、晴れる屋入社後は常に現場に身を置いてきた小林さん――そんな小林さんが体現するリーダーの在り方とは。 

Leader’s Pick Up、今回は店舗スタッフの育成や職場の環境創りを中心にお話を伺いました。

抽象的な部分を具体化することが自分の役割

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

ハレツー秋葉原タワー店店長の小林です。前職は某リユースショップに約20年勤め、2年ほど前に晴れる屋に入社しました。

入社して2か月で名古屋店の店長に就任、その後は中部エリアのエリアマネージャーを務め、秋葉原店の店長も経験しました。現在はハレツー秋葉原タワー店で店長を務めています。

――入社してすぐに店長とは凄いですね。きっかけは店長候補の公募ですか?

いえ、晴れる屋のキャリア向け求人サイトを検索して応募しました。

当時勤めていた会社では店舗を増やすことに楽しみを見出していたのですが、ある時期を境に店舗が増えなくなりました。そんなときに、晴れる屋の店舗が年々増えていることを知ったんです。好きなコンテンツの専門店であることも相まって、自ら門を叩きました。

基本セット第4版が発売された頃からマジックには触れてきたのですが、晴れる屋を知ったのはYouTubeの晴れる屋チャンネルがきっかけでした。キャリア採用を知ったのも動画なんですよ。

――ありがとう晴れる屋チャンネル。それでは、 店長候補として入社したわけではなかったんですね!?

そうですね。現場から積み上げていくのが好きなので、面接では ”アルバイトから始めたっていい” と伝えたくらいです(笑)。

入社後は通販業務なども含め、とりあえず全部見てみたかったので実際に働いてみました。配属店舗選定のために東から西へと全国各地の店舗を巡っていたのですが、名古屋店の店長が退任することになったので、入れ替わる形でそこに落ち着きました。

――名古屋では店長からエリアマネージャーまで経験されていますが、現場を指揮していく中で、大事にしていたことはありますか?

エリアマネージャーは抽象的な内容を具体化することが仕事だと考えています。新人研修でも話しているのですが、経営理念が会社の中では一番大事なものです。

「誰もがカードゲームを楽しめる世界を作る」

 カードゲームの対象は具体化されていますよね。今は3タイトルを取り扱っています。世界はコンパクトなところだと自分の所属するお店ですね。誰もが、の対象はこれまで、そしてこれから遊びに来てくれるお客様です。

こうやって抽象的な部分を具体化することで、自分がいま、何のために何をすべきかが見えてきます。各ポジションのリーダーに、自ら抽象的な部分を具体化してもらう事が今の自分の仕事だと考えています。

現場スタッフの成長をサポートするための制度を導入

――現場に立ってみて、何か改善したいと思ったことはありましたか?

前職の経験があったので、業務の流れは直ぐにつかめたのですが、現場のシステムというか、仕組みはわからないことばかりでした。まずは自分が慣れないといけなかったので、レジに立っていっぱい接客しましたよ。

特に現場スタッフの評価制度については早急に見直す必要があると考えました。

現場はスタッフが回すものなので、スキルの集積は現場スタッフが担っているんです。現状を理解したうえで、環境を良い方向へ導くのがリーダーの役割だと考えています。スタッフには楽しく働いてほしいですしね。

だから現場で起こっている出来事は細かいことでも見逃さないようにしたかったんです。

――スタッフのモチベを保つための環境整備、ということでしょうか。特に注力したことはありますか?

努力の方向性を示すことです。社員になるきっかけを増やしてもらえると良いなと。かつての自分がそうだったように。

例えば、目的もわからず同じことを毎日繰り返していると、つまらなくなって辞めるきっかけが生まれてしまうかも。裏を返せば、自分がお店に貢献しているとか、成長できていることを実感すると、楽しくなって仕事を続けたくなると思っています 。

現場では助け合いの文化を作りたいんです。甘えるのはよくないけれど、お互いリスペクトを持って働いてほしいですね。自分は販売しかやらないとか、買取しかできない、みたいな空気感だと隣の人が何やってるのか、ずっと分からないままですから。

隣の人のために自ら動ける状態が大事なんです。お互いに助けようと思える状態が理想。お店に貢献する機会も増えるし、成長のきっかけにもなりますよね。

――助け合いの文化、素晴らしいです。実現に向けて実施したことは何かありますか?

入社して直ぐに、人事部と連携して「アルバイト育成30ステップ」というシステムを導入しました。

入社から30日間で指導者がいつ、何を、どのように教えるべきかを明示してあるので、受講側は自分が何をどこまでできるようになったか、次に何を学ぶべきかを把握することができます。

これに則って業務を行えば、指導者のスキルに左右されることなく、誰でも一通りの仕事ができるようになる、というものです。

次に貢献するためのステップがあって、そのさらに次、と成長してもらうことが自分の仕事だと考えています。例えば社員を目指すアルバイト向けの内容など、徐々に上のレイヤー向けに増やしていければと。

――私も店長として働いていた時期に活用していました。

いま誰が、何をできるのかスタッフ同士で把握ができるので、コミュニケーションエラーを抑えることができました。

楽しく働いてもらうための環境整備

――晴れる屋で働くにあたって、今後の目標はありますか?

アルバイトからマネージャーにかけて、スタッフの評価制度を整備して実装したいです。既にアルバイトを対象としたものは実装しましたが、これから先は徐々に上のレイヤーまで巻き込んでいければと考えています。

――マジックの晴れる屋からポケカ専門の旗艦店である秋葉原タワー店に拠点を移動されましたが、これまでと同じように店舗の環境を整備していく、という事でしょうか。

どこにいてもやることは変わらないですね。ほかのフロアのスタッフが何をやっているのかわからない、という局所的な考え方を変えていくことから始めています。もしかしたら、別の担当スタッフが課題解決に向けた良いアイデアを思いつくことだってあるかもしれませんしね。

楽しくないと仕事は続かないので。楽しく働いてくれている中で、やりたいことが増えてくれるといいと思っています。そのうえで、お店に貢献してくれた人が適正な報酬を得られるような職場にしたいですね。

未来のリーダーたちに向けて

――最後に、今後入社するであろう未来の後輩に向けて、一言お願いします

まだまだ成長中の会社。例えば自分のように、いつの間にか提案したアイデアが育成の根幹になってる、なんてことがありえる世界です。

なんでも実現できるチャンスがあるので、積極的にチャレンジしてほしい。成長期なので忙しいけれど、そういう環境が好きな方にはとても良い会社だと思います。

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