HARERUYA
2024/06/03
お知らせ

目指すべき舞台へ ~EVO JAPAN2024 協賛レポート~

4月27日~29日の3日間、有明GYM-EXで”日本最大規模の格闘ゲームの祭典”「EVO Japan 2024 presented by ROHTO」が開催されました。

今回晴れる屋は、幸運にも本イベントへ協賛をさせていただくこととなりました。

格闘ゲーム初心者の広報担当の会場レポートとともに、晴れる屋がEVOへ協賛を決めた理由、そして晴れる屋が目指すカードゲームと格闘ゲームの未来について、皆さんへお伝えできればと思います。

■EVO JAPANとは

EVOとは「Evolution Championship Series」の略で、その前身となるイベントは1996年まで遡ります。
その後歴史を積み重ね、今や世界を代表する格闘ゲームの頂点が決まるトーナメントへと成長しました。
EVOの主な開催地はアメリカですが、ときど氏やウメハラ氏など日本人プレイヤーも幾度も入賞しています。

そして日本でも格闘ゲームの熱が高まり、2018年にEVOの理念を受け継いだ「EVO Japan」が誕生しました。
2024年大会のエントリー数は延べ8,966人。有料の現地観戦チケットもすべて完売。

まさしく日本を代表する格闘ゲームの祭典といえるでしょう。

■会場の様子

今回の会場は『有明GYM-EX』。最寄り駅の有明テニスの森駅に向かう途中、さっそく参加者と思わしきアーケードコントローラーを持った海外のプレイヤーに遭遇しました。
乗り過ごしてしまわないか心配になるほど熱心にスマホを眺めており、おそらく最後のトレーニングを積んでいるのでしょう。
ほかにもいたるところでゲームにまつわる話題が聞こえてきて、イベントへの熱が伝わってきました。

本戦がスタートするのは10時で私が会場に到着したのは9時過ぎでしたが、それでも会場は多くの人で賑わっていました。

入口では本イベントのトップパートナーであるロート製薬のマスコット「ロートZ!マン」がお出迎え。


ブースの様子は「百聞は一見にしかず」!ということで、写真でお届けします。


こちらの「キディヤ・ レジェンド・ラウンジ」では、歴戦のレジェンドプレイヤーたちと交流したり実際に対戦したりすることができます。

会場を少し歩くだけで「お祭り!」のようなわくわく感がありました。

そして自分が一番衝撃を受けたのがこちら。

3日間を通して、有志コミュニティによるさまざまなサイドイベントが開催されています!

ゲームの種類もさまざま。EVOで採用されている種目だけではありません。

格闘ゲームもカードゲームも、コミュニティがあってこその文化なんだと、あらためて強く実感しました。


そして10時を迎え、本戦がスタートしました!
1日目の午前は3つのタイトルの戦いが会場の3つのモニターへそれぞれ表示されます。
またその様子は実況解説を会場、そして配信をとおして全世界へと届けられます。

会場右のモニターでは今年1月に発売したばかりの「鉄拳8」のトーナメントが映し出されていました。
そしてその実況解説を務めるのが、株式会社晴れる屋 顧客戦略事業部 事業責任者の福士 博之(ふくし ひろゆき)さんです。
実はこの福士さんこそが、今回のEVO JAPANへの協賛の仕掛け人なのです。
なぜ今回の協賛につながったのか実際に聞いてみました。

■協賛の仕掛け人


――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

晴れる屋 顧客戦略事業 事業責任者の福士です。
2023年11月入社で、以前は自由民主党本部職員、読売新聞東京本社勤務、株式会社Cygamesなどを経て、主としてマーケティングやプロモーション関連の仕事をしていました。


――政党にマスコミにCygames……すごい経歴ですね……!格闘ゲームの世界と関わるようになったのはいつ頃でしょうか?


格闘ゲームの定義は諸説ありますが、「ケルナグール」(1989 ナムコ)が私にとっての格闘ゲームとの出会いでした。
父親や近所の年上の友人と時間を忘れて遊んでいましたね。
以降、いわゆる2Dや3Dといった垣根に囚われることなく、あらゆる格ゲーを楽しんできました。今でも全ての格ゲーとプレイヤーのファンであると自負しています。
ただその中でも一番思い入れがあり、かつ現在も深く関わっているのが「鉄拳」シリーズです。
青春時代の多くを捧げたのがこのゲームで、プレイヤーとしても実績はそれなりに出しつつ、大学在学中よりエンターブレイン社にてアルカディア・ファミ通などの雑誌の記事やコラムを担当していました。
そこで生まれた縁から、今回のEVO JAPAN2024も含む公式大会の実況解説としても出演しております。



――格闘ゲームコミュニティのつながりを感じますね!格闘ゲームに明るい福士さんですが、また別業界であるカードゲーム業界へと足を踏み入れたのは何がきっかけだったのでしょう?

実は小学校の3年生の頃から『リバイズド』(マジック:ザ・ギャザリングの3番目に発売されたカードセット)に触れていました。カードは英語版しかありませんでしたが、帰国子女が周囲に多い環境だったこともあり楽しく遊ぶことができました。
当時はカードショップにも結構通っていましたよ。一番通っていたのが吉祥寺のトライソフト(後にアメニティ・ドリーム)と渋谷のイエローサブマリンで、お小遣いをやり繰りしてタイプ2、1.5の環境を緩く友人たちと共に楽しんでいましたね。

中学生のタイミングで部活とゲームの方にシフトしたので、そこでカードは一旦引退しました。あの時のカードは譲ったり売ったりしてしまったんですが、今持っていれば……

――古いカードゲーマーあるあるですね(笑)

その後デジタルのカードゲームが登場しまして、今度はそちらを遊ぶようになりました。Hearthstoneも2年ほど楽しみましたし、Shadowverseは5年ほど触っておりました。
競技シーンには程遠いですが、少し仕事としても関わっていたので、どちらも新弾毎にレジェンドやグラマスに到達するくらいはプレイしていましたね。アリーナや2pickなどのリミテッド環境も凄く好きです。

そして昨年、前職がひと段落ついて次にやりたいことを探していたところ、現晴れる屋役員で20年以上の古い付き合いのある友人から「今度は一緒にカードゲーム業界を盛り上げるために頑張ってみないか?」と誘いを受けました。
私自身もまたとないチャンスと考え、大好きだったカードゲームに少しでも恩返しができるように晴れる屋へ入社を決定しました。



――それでは今回EVO JAPANへの協賛を決めた理由について教えてください。

まず実利的な話をすると、「定量的な露出データを鑑みて十分なリターンを得られる」と判断したからです。
EVO JAPAN2024のコンテンツとしての魅力や媒体資料に基づく数字や属性を、自社のプロモーション予算内で費用対効果を計算して、イベント前後も効果測定を行って取り組みました。
カードゲーム業界における一定の認知度や市場地位を獲得している私たちにとって、まったく新しい層へのリーチ、つまりゼロイチの認知度向上は、とても重要なミッションです。
その点EVO JAPANというイベントは国内だけでなく海外からの認知度も非常に高く、露出データから属性的にもカードゲームとの親和性が非常に大きいことがわかっています。
といってもプロモーションは予算と範囲の策定が非常に重要なため、輪郭がぼやけてしまうと無駄使いになってしまうのですが……
しかし今回においてはこれまでに培われたデータ私自身の経験をもとに十分に検討を重ねた結果、協賛することへのリターンが大きいと判断いたしました。

――なるほど、カードゲーム業界が今後さらなる成長をするために、格闘ゲーム業界という新たな世界へアプローチしたわけですね。

そして私情にはなりますが、格闘ゲームとカードゲーム、僕自身を育ててくれた両方のコミュニティへ恩返ししたいという気持ちが強くありました。

格闘ゲームもカードゲームも、ゲームセンターやカードショップにおける、ある種の徒弟制(いわゆる師匠と弟子の関係)的な社会が形成されてきました。
かつてそれらの中に居た人間が今はオーガナイザー(イベント主催)側に回り、若いプレイヤー達に機会や場所を与えています。
この協賛を通して格闘ゲームとカードゲームの業界をサポートし結び付けることによって、少しでも現在のシーンや後進のプレイヤー達の役に立てるのかなと。

――晴れる屋が積極的に出店して遊べる場所を増やす方針に通じるものがありますね。EVO JAPAN 2024が終了して、その後の反響はいかがでしょうか?

数字的な詳細は省かせていただきますが、露出に対する費用対効果は社として非常に有意義であったと判断しております。
本稿をご覧の方々の中でも裁量をお持ちの方、来年もEVO JAPANの開催がありましたらご協賛オススメです(笑)。お得ですよ!
会社人として胸をなで下ろすと共に、狙い通り格ゲーやEVO JAPANとカードゲームを少しでも結び付けられて感慨深かったですね。

反響に関しても多くいただきました。オンライン上での反響はもとより、会場内で福士や弊社の人間が話しかけられた部分、弊社の社員がイベントの前後で知り合いや友人から声をかけられた例など国内外で数多くありました。ありがたい限りです。

――それでは最後に、今回の協賛を経て今後晴れる屋が目指す未来について教えてください。

「可処分時間の奪い合い」が叫ばれて久しい現代のコンテンツビジネスですが、それだけ選択肢が多いということでもあります。
特に対戦相手という人・仲間があってのコンテンツであるカードゲームや格闘ゲームは、人と人とのコミュニケーションツールとしても魅力的ですよね。絞らず両方楽しむ選択肢を声高に勧めたいです。
今回のようなアプローチを格闘ゲームに限らず様々なエンターテインメント分野に続けて、楽しく仲間を増やして行きながら、晴れる屋はforカードゲーマーの精神を忘れずに邁進してまいります。